うねにま団

sakusakuの話やら、日記やら。あ、ちゃんと小説もかいていたり、なんだかいいかげんなふたりです。
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
WEBCLAP+LINKS
     
rakugakibord
RECOMMEND
マンガでわかる統計学 回帰分析編
マンガでわかる統計学 回帰分析編 (JUGEMレビュー »)
高橋 信, 井上 いろは, トレンドプロ
難解な統計学の回帰分析を説明したメイド本(笑
数学が苦手なわたしでもメイドさんと一緒なら勉強できる♪
RECOMMEND
きょうの猫村さん 1
きょうの猫村さん 1 (JUGEMレビュー »)
ほし よりこ
まじではまります。
うちの書店系列のお勧め商品なんですが猫村さんの優しさが癒し系!
RECOMMEND
少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け
少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け (JUGEMレビュー »)
結城 光流
怒涛の勢いで読み中(うね)
晴明(青年)の声が好きです。
くすっ。
あ、作品も好きです。もちろん。
PROFILE+BROGPET

    メロメロパーク
     
SEARCH
<< 納得がいかない大人の事情。 | main | そんなきもちかな。 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
そして、ぼくは途方にくれる。-1-
ACT.0(2)

―11:00ロンドン/国際宇宙警察管内

「わかってくれた?OK、来週会おう、わかった?よしいい子だ。愛してる。
 じゃあ、来週連絡する」

ふー。
同じ台詞をもう、3回繰り返している。
オレの課のオフィスは閑散というか、白(あきら)と二人っきり。
仕切にさえぎられているにもかかわらず声は否応なく部屋に木霊する。

「おわった?処理は」
狭い仕切られたディスクになぜかオトコ二人椅子を並べている。
寂しいからとかじゃなく、新人に与えられた空間なのだ。
・・・この広いオフィスにオレたちと事務のお堅いエイミーしかいないのにもかかわらず、どうなんだこの処遇は。

そんな白(あきら)はPCの作業から目を離さずに深いため息と冷たい言葉を投げる。
「んー。覚えている限りはな」
「まったくさー、見境ないよねっ―うんだりだよ」
毎度毎度飽きれた声にこっちもうんざりする。
「なにがぁ?」
「おんなのこをなんだと思っているのさ。健はホストでもしてるの?」
「そーゆうお前は奥手っつうか興味なさすぎなの」
「健は興味有り過ぎ。見境ないでしょ?」
「ちゃんとオレなりのポリシーと節度をもってるぜ?」
まったく、オレのことを種馬かなんかとかんちがいしているんじゃないか?
こいつは・・・・・・。
おっと、とにかくあと二人、今週の予定をとりあえずキャンセルしておく子にヴォイスメッセージを送らなければ。
「一応さー、仕事中でしょ」
また白(あきら)がふてくされた声をだす。
「あー?書類ならもう2年分は提出したし、今相棒がやっているプログラムでシステムは完了するし、他にはなんかあるのか?17歳の若造新卒に」
親譲りの運の良さでテストを過去最高得点で入管したオレとESP特殊能力で特別入管した若造には上司もリッパな仕事なんてくれる程、社会は甘くない。
現場なんて最初ちょっとしたセレモニーの警護補佐しか出た事ないし、この部署の仕事であるはずの”宅配”(デリバリー)だって、ピザすら運んでいない。
仕事なんていっても雑用にもならない事務ばかりだ。
そんなこと生真面目な白(あきら)だって十分分かっている。
「・・・ないけど・・さ」
「ならば、お前こそ黙ってやれ」
「・・・」
とりあえずオレの最重要任務はネットにアクセスして二人の子猫ちゃんにメッセージを送ることなんだ。
それから、スケジュールを起動して、デートの約束を全部チェックしていく。
メリンダにジェニー、アーニャとミア、それシーリン・・っと。
とりあえず、これで今週はOK。
ん?なんだ、メモがあるな。。
―ミズキへ連絡?
「やべ・・」
その声に待ったましたといわんばかりに白(あきら)が口を挟む。
「んー、どうしたの?数々のウソがばれたの?」
「いつオレがウソをついたのだね?・・いや・・湖月叔母さんに母さんたちが帰ってくること伝えてないや・・・」
「健の叔母さんってケンブリッジにいるんでしょ?なら、まだ間に合うよ」
「・・・」
「ちがうの?」
「・・・日本に帰っている」
「え?」
「フランチェスコに挨拶行くっていったら虎屋の羊羹もっていけってきかなくってさ、一昨日買いにいっちゃたんだよねで」
「健・・フランチェスコって生物科学の?」
「ああ、今度学会がこっちであるからくるってメールあっただろ?」
「それで?ロンドン土産が虎屋の羊羹?」
「・・・んたくっ。どうしよーっかな。叔母さんがいないとオレ親の顔、分からないぞ。まじで」
そうなのだ。
オレは親の顔が分からない。
写真とかでは見たが、どれも機械音痴の叔母さんが撮った写真で見事にピンぼけばかりでちゃんと顔がわかるものがない。
困ったな・・・。まさか実の親に『写メおくってv』とはいかないだろ、風雨
「その意味の分からないぐらいの行動力・・だれかさんそっくり・・・とりあえず連絡だけいれとくといいんじゃない?」
「そうするか・・」
そういって、オレはため息混じりのヴォイスメッセージをいれた。

| にま | 宇宙宅急便 | comments(1) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | - | - |
にま (2005/07/06 8:38 PM)
彼らの部署”宇宙宅急便”がなんて言う部署かを思い出す事が出来ないでほぼ1ヶ月過ぎようとしてます。
彼らが保安官ってことは以前作った(いや、作ってくれたw)本でわかるんだけどな,,,。
このまま話は進めるがね。









url: http://une-nima.jugem.jp/trackback/17